液状化判定
地盤が液状化を起こすと支持力が失われるので、その地盤によって支持されていた構造物は傾斜、転倒、沈下、崩壊などを起こします。このような事態を未然に防止し、設計に反映させるために「液状化判定」を行います。
標準貫入試験によって得られた土質試料より室内土質試験を行い、解析に必要となるデータを得ます。
「建築基礎構造設計指針」、「道路橋示方書・同解説耐震設計編」等により判定を行います。


関東地震液状化履歴図
関東平野の沖積地区は地震時に液状化が生じる可能性が高い地区です。ですから、あらかじめ液状化しにくいように地盤を締め固めたり、また建物を地震に強い構造にするなどして対策が計られています。
ここでは、液状化発生する現象を簡単な設備で実験します。
@緩い状態の砂を水槽に作ります。
A水を砂の上面より低い深さまで入れます。(地下水です)
B中に模型を入れます。(一つは浮き上がり、一つは沈みます。)
C水槽を揺らします。(地震発生です!)
Dその直後、砂の上に水が浮き上がります。(液状化の発生です!)
Eその後、金魚が浮き上がり、建物が沈みます。
F揺らす前より砂の上面が下がり、砂が再配列しました。(地盤沈下)
液状化現象とは
地下水下の砂層はどんなに緩い状態にあっても、通常は砂の粒子が互いにかみ合っているので緩いながらも安定した状態にあります。

地震の震動を受けると接触が解放され、砂の粒子は水中に浮遊した状態になります。 その直後に砂の粒子は沈殿しはじめ、水は上昇して地表面の亀裂から噴き出します。

地震のあと、砂の粒子は再度沈殿し再配列される以前より締まった状態になります。 この間に約10分かかるため、砂層の上にある建物が沈下したりします。
地中の埋設物が浮き上がります。
